清泉女子大学「日本芸能文化」の講師をしました
五反田にある清泉女子大学の「日本芸能文化」という講義の講師を務めさせていただきました。
日程は2019年7月29日(月)~8月1日(木)、2限~5限の前半までという丸四日間の集中講義です。
大学1年生から4年生と、高校生合わせて、約100名の学生さんに受講していただきました。
今回は、初日にわたしが箏と箏曲についての講義。
2日目が日本文学の姫野先生、琵琶の大上先生、笙の林先生の講義。
3日目が日本文学の姫野先生、尺八の田野村先生と、三味線の田辺先生の講義。
4日目がヤトガ(モンゴルの琴)の中西先生の講義。
講義と実演を交えて行われました。
全日程5限は楽器体験の時間でした。
今回は初日に十七絃の演奏も入れて、わたしとしては一つチャレンジでした。
2日目は林先生と一緒に演奏。ここでも十七絃の曲もあり。
ふだんあまり弾かないけれど、やっぱりやると十七絃もいいなと思うものですね。
林先生も大上先生も、講義がお上手で素晴らしいです。
演奏も講義もできて、気さくに楽器体験させてくださる方って貴重です。
学生さんに伝えたい熱い想いが講師のみなさんにあるから、こうやってお引き受けくださるんですよね。
90分も話せるかなと心配してたけど結局全然時間の足りない田辺先生。この方にはやっぱり2コマ必要(笑)
3日目の三曲合奏の。清泉ではもうおなじみの『夕顔』
田辺先生と田野村先生と合奏させていただいて、わたし感激でした。
わたしの感じるところでは、田辺先生の三味線の音は軽くて素敵。田野村先生の尺八の音は渋くてでも澄んだ音で素敵です。大好き。
授業のはじまりのチャイムが校歌なんですね。それで前日に思いついて、このメンバーで校歌も演奏しました。
清泉女子大学には、2015年の「日本芸能文化」にご縁あって講師として呼んでいただいたのがはじめ。
2016年の秋には日本語日本文学科の授業内講演によんでいただき、2017年5月には本館の竣工100年記念行事でコンサート出演させていただきました。
かれこれ4回目です。
真面目でおとなしい学生さんと、きさくな教職員のみなさまのおかげさまで、いつも楽しく講義や演奏をさせていただいています。
4年後にまたお願いするかもと予告されていましたが、本当に依頼をいただけるとはありがたい限りです。
この4年間で、わたしたち成長したかな?
姫野先生大変お世話になりました!史子さん4日間一緒に頑張ってくれてありがとう!
今夏のわたしのメインイベントでした。
関係してくださったみなさま、ありがとうございました!!
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